Research

櫻井研究室の紹介

研究室の目標と信条

私たちの目標は、自由な発想で新しい研究の切り口や方法論を開拓していくことです。その中で解くべき課題をはっきりと定義し、その道筋を入念に探ることで最終目標への道を切り開いてゆきます。私たちは様々な研究者との議論を通してベストな解を見出し、さらに必要とあらば新たに実験道具を製作・利用するというスタイルをとります。

普段の研究生活

普段は、本郷キャンパスの理学部1号館3階の研究室で、実験装置の開発、実験データ解析、論文執筆などをしています。研究室ミーティングで各自の研究を報告して議論するほか、有志で勉強会を開いています。

研究テーマと共同研究

大学院生は、それぞれ独立した研究テーマについて国内外の研究室とコラボレーションを形成して研究をしています。テーマによりますが、10-50人程度の共同研究チームで研究します。櫻井教授は仁科加速器研究センターの主任研究員(櫻井RI物理研究室)も兼任しており、本研究室と互いに協力しつつ研究を行っています。

実験

実験は国内外の加速器施設を使って行います。理化学研究所の加速器施設がメインの実験施設になりますが、また、研究テーマによっては他の海外の加速器施設で実験を行うこともあります。実験は年に2,3回ほど、期間はおよそ1,2週間です。実験前後の準備や片付けを含めると、1ヵ月ほどは共同研究グループが一丸となって実験にかかりきりとなります。加速器を用いた研究をしているため、ビームが出ている期間は24時間体制で、参加者全員が交代制でシフトをとり実験を行います。

学会・研究会

年に2回開催される日本物理学会の年次大会および秋季大会のほか、国内外の様々な研究会・学会等で研究成果を報告しています。

研究室見学

進学先として興味を持った学生は、是非研究室に見学に来てください。居室は理学部1号館の3階にあります。櫻井教授(居室312号室)とお話しをしたい時は事前にメールで連絡をください。あまり居室にはいません。研究室訪問(居室307,308号室)はアポなしでも構いません。大抵誰かいます。また、事前に連絡をいただければ、私たちが普段実験をしている理化学研究所の加速器施設の見学もすることが出来ます。

研究プロジェクト紹介

櫻井研では、各メンバーがそれぞれの研究テーマで研究をしています。研究内容は多岐にわたり、それぞれが自分の共同研究グループと一緒に研究を進めています。このほか、他研究室が主催する共同研究にも多く参加していますが、ここでは櫻井研が主体となって進めている研究テーマの一部を紹介します。研究内容の詳細は、物理学教室で毎年発行している年次報告書も合わせてご覧ください。

インビームガンマ線核分光による不安定核の構造研究

我々は、RIBFで得られる高強度不安定核を用いたインビームガンマ線核分光を通じて、陽子・中性子比率が安定核とは極端に異なる原子核の構造の異常性を研究しています。2017年まで行ってきたSEASTR国際共同研究に続き、現在はHiCARI国際共同研究チームの主要メンバーとして参加しています。